SNSも含めショートカットやハイトーンが流行っている中で、ここからのお客様の需要はデザインが必要不可欠になってきます。
そんな中、先日インテンス福岡スタジオで”ここでしかなれない私”に出会いたい、そんなお客様の個性をデザインで引き出す福本氏のカウンセリング術、デザインへの考え方や個性の引き出し方を学ぶセミナーが開催されました!
今回は、セミロング・ボブの2スタイルでデザインカットを行いました!
●講師プロフィール
LENC 福元 雄一郎氏
鹿児島県出身、福岡大名のswitchに16年勤務。退社後「LENC」を共同経営で設立。
常にお客様と向き合い、ライフスタイルやファッションなど多方面からのデザインを考案。
持ち味のセンスで、ショートやボブ、個性的なスタイルにも定評あり★
●セミナー内容
①カウンセリング
一番大切なことは”お客様がなりたい女性像”を引き出すこと。
ライフスタイル、キャラクターを含めてなりたい個性を引き出せるようにカウンセリングしていくことが大切です。
それをもとに提案することで、イメージと違う仕上がりを防ぐことや、次につながる提案もすることができます。
②カットポイント
・時間をかけない
お客様の時間をいただいていることを常に意識し、その中で満足度を上げることを意識されているそうです。
・ドライカット
お客様が来店されたままのクセや生え方をとらえて、お客様も普段スタイリングしやすいようにカットしていくことがポイントだそう。
・ボブはイヤートゥーイヤーで分けてサイドから
長さを決めて、サイドを気持ち前下がりで切っていきます。
癖のある方でも後に癖が出るからそのままで形をつくり、生えグセを見て多い部分を軽く量感調節すると再現性が高くなります。
③デザインのポイント
お客様の明日を考えてデザインしていく。
テクニックの習得や流行を抑えることが必要です。
●スタイル1:ロング→セミロングレイヤー
普段巻かないお客様は、レイヤーは小回りだ江にした方がまとまりやすい。
カットのつながりは必ずでなくてもいい。
ポイントでレイヤーを入れていくとさらに動きが出て色気が出るスタイルに。
スタイリングのポイントはオイルの使い方!
パサつきが気になる場合は、先にオイルを仕込んでアイロンをしたり、前髪の内側に軽くオイルを仕込むと奥行が出ます。
●スタイル2:セミロングレイヤー→ボブ
フロントのカット
お客様が気になるところや変えたいところから切ってあげることがポイントです。
前髪の生えグセを気にする女性が多いのであえて会話に入れていき、気にしている場合や薄い場合は、サイドの内側を取ってカバーしてあげると馴染ませられます。
耳にかけずとも表面で見えるデザインは上から落ちる毛をデザインしていく。
2WAYの耳にかけると見えるデザインは少し変化を出したいお客様への提案におすすめです。
●撮影ポイント
TOPのボリューム感や空気感を出すことが大切で、撮影しながら足りないところを探していくとバランスが取れます。
カラーやインナー、レイヤーを見せたいときはサイドから撮るとわかりやすいし、レイヤーデザインは非日常的だがあえて顔にかけてとると可愛いです。
SNSは”自分をプロデュースして、集客するツール”として割り切ることも大切です。
若手はまず、特化した武器を持たせてそこから幅を持たせると早く売り上げが作りやすいとのことです。
ただ、期待をもって来店されるので、期待以上を目指して練習を重ねることが一番大切になります。
●最後に
ライフスタイルやキャラクターからなりたい女性像をつかんで、そこに向けて少しドキッとするデザインを提案していく、お客様をいつもよりキュンとさせられた時満足度が期待値を超えると思います。
”オンリーワンの美容師を目指していこう”という福元さんのお言葉のように、お客様のオンリーワンを目指して新しい技術を日々習得していきましょう✨✨
是非次回のセミナーも楽しみにしていてください😊