最近ではブリーチ毛でも施術可能な酸性ストレートなどが流行っていますが、どうしてもクセの伸びが悪いというデメリットがあるのも事実です。
ストレートのゴールは言うまでもなく、しっかり癖が伸びること。
今回ご紹介する「DESIGN INKARAMI」はTOKIOトリートメントの効果で毛髪の強度をあげていきながらしっかり癖を伸ばしていけるいいとこどりのアイテムなんです✨
■ストレートパーマがかかる仕組み
そもそもクセの要因は2つあります。
1つ目は、「髪内部の結合がゆがんでいる」ということ。
2つ目は、「髪内部のタンパク質の分布が不均一」ということ。
この要因を取り除くため、ストレートパーマは髪の内部に1剤を浸透させ、クセの原因となっているタンパク質の結合を外します。そして髪をまっすぐに整えた後、2剤を使ってタンパク質を再結合して固定することによってうねりやねじれを解消していくという仕組みです。
■薬剤ラインナップ
では実際にDESIGN INKARAMIの各アイテムをそれぞれご紹介していきます。
・D1
TOKIO1番の成分とストレート1剤がMIXされたアイテム。
「インカラミ」のベースをつくりながら結合を切っていきます。
・D1EX
医薬部外品。還元剤はチオグリコール酸塩。
バージン毛や硬毛多毛でミドルダメージ毛への使用がおススメ。
・D1H
化粧品。還元剤はチオグリコール酸塩。
基本的にミドルダメージ毛の中間から毛先に使われます。
・D1N
化粧品。還元剤はシステアミン。
ノンアルカリの薬剤なので基本的にはダメージしている毛先中心に使われます。
・D2
TOKIO2Mをベースにパーマの効果をUPさせる成分(ヘマチン・シスチンなど)を配合したトリートメント。
D1と反応することでおなじみ「インカラミ反応」が起こります。
・D3
TOKIO3Mとストレート2剤がMIXされたアイテム。
切られた結合をくっつけるのと同時にTOKIOによって毛髪強度回復140%が完結します。
・D3C
化粧品。ブロム酸ナトリウム。
・D4
TOKIO4Mをベースにパーマの効果をUPさせる成分(ヘマチン・ホエイ)を配合したトリートメント。
「DESIGN INKARAMI」は基本的にTOKIOをベースに構成されているため、もちろん髪の痛みは最小限。ストレートパーマをかけると同時にTOKIOでケアできるのが最大の魅力です。
使用される薬剤や成分について完全に理解することは難しいかもしれませんが、少しでも知識を知っておくことで、選択肢は必ず広がります✨
少しでも皆さんの参考になればうれしいです😊